ステアリングのがた解消2010年08月17日 20時33分08秒



お盆もすぎいまだ猛暑がつづいていおりますが・・・
マルニも9月に車検を迎えます。
レストアを終えて公道を走り出してもうすぐ2年か〜

次の車検もユーザー車検でいきますが
その前に、ステアリングをきったときに感じるコク!というガタを直さないと
車検の下回り検査で「ステアリングにがたあり」で不合格になること間違いない。

センターロッドは交換して1年経っていないので
まずここが原因とは考えにくく・・

嫁にステアリングを切ってもらって下回りで見て触って聴いて取り外して調べた結果、
がたの原因は、ステアリングギアボックスから突き出ているアーム自体であることがわかりました。


センターロッドを外してアーム自体をゆすると、かすかながたを感じます。
となれば・・・ギアボックスのクリアランスを調整でなおるか?


上面にある調整ねじを時計回しでねじ込んでみて、がたが無くなるところまで・・・
これでアーム類を組んでみると、・・・おお!
あのステアリングのガタツキが無くなった。
最初はアームのボールジョイントの劣化よるがたかなぁと思っていたのが
じつはステアリングギアボックスのクリアランスによる中立付近でのがたなのでした。
試しに近所を走ってみる。
う〜んいいね!これだこれ!

アーム類を取り外した整備をしたので、トーイン調整をして...
ついでに冷却系統をメンテなどなどして…
盆休み1日かかっちゃいました。







冷却系メンテ2010年08月26日 20時22分59秒

2年ごとの車検にあわせて冷却系等をメンテします。
今回のメニューは冷却水交換とホースの一部交換。

まず冷却水交換ではクーラントを余裕を持って8L用意(実際は7.2L程度使用)。
室内でヒーターの調整ツマミをHOT位置に(これでヒーターバルブが全開になる)。
ラジエターキャップを外しラジエターのドレンボルトから冷却水を抜く。
エンジンブロックの19ミリドレンボルト(3番点火プラグの下あたりにあり)からブロック内の冷却水を抜く。
ここで今回交換のホースを外す。

ラジエター下部分からサーモスタットへのホース。
サーモスタットからシリンダーヘッドへのホース。この2本を今回早めに新品に交換。
ついでにサーモスタットの内部をチェック。内部でおかしくなっていないか?ときどき経年劣化で内部溶接がはがれていたりしますので。


ホースを交換後、各ドレンをしめたことを確認して、50%の冷却水をほぼ入れたところでエンジン始動。
ときどきふかしたりしながら経路内のエア抜きを行う。最終的に、水温センサーを緩めてここからエア抜きをしました。ブクブクと泡が出てくるところをみると、やはりこの作業は欠かせない。
翌日、始動前にも冷却水の量を確認。マルニでは、ラジエターキャップを外して上面から1インチ(約2.5cm)下に冷却水面が見えたらOKです。




二度目の車検2010年08月30日 21時13分49秒

検査ラインを終えて
先日、有給休暇をとってユーザー車検にいってきました。
ユーザー車検はもう13年来やっていますから、
いまでは車検ラインにはいるときのドキドキ感も無くなりました。
結果、無事合格。
またまた2年継続となりました。

ただ、一発スムーズ合格とは行かず、
車検ラインでヘッドライトの光軸でハネられ、1回目は不合格。
光軸の調整はやってなかったからなぁ
そういえば、前回も同じでしたね・・・
急遽、車検場そばの民間テスター屋で調整をしてもらい
再検査〜合格、で、無事、更新された車検証と期限ステッカーの交付を受けました。

1974年式BMW2002のユーザー車検費用です(20010.8月時点)。
自賠責24ヶ月 22470円
3号様式など申請用紙類 30円
自動車重量税(乗用小型、1〜1.5t区分、18年経過車)38700円
検査手数料 1700円
*ここまで法定費用合計62900円
光軸調整代 1600円(うーん・・どこかで豪華ランチが食える・・・)
すべて合計で¥64500でした。

車検のさいに留意すること。
・灯火類
車検を受ける前に要確認。バックギアランプ、パッシング、ライセンスプレートライト忘れがち。
・フロントガラスにステッカーなど貼っていないこと。この点、今回チェックされ、その場ではがしました。
・車台番号
あらかじめ場所を確認。マルニはボンネットをあけ、右側のフェンダー部分フロントガラス寄りの場所。
・原動機型式の認定
スターター脇のエンジンブロックに数字7桁の車台番号と原動機型式の打刻がありますが
車検証では原動機型式「2000」なのに、ブロックには「2.0」とありますので
この点を検査官に伝え、「読み替え」がしてあることをデーターベースで照合してもらいます。
・排ガス検査
昭和50年排ガス規制前のマルニではマフラーに触媒がありませんので
検査ラインで排ガス測定プローブをマフラーに差し込む前に
旧規制のボタンを押してから測定する。・ヘッドライト検査
光軸については調整が前提ですが、光量が暗めで落ちることもあるので、
若干エンジンをふかしてオルタネーターの発電量を上げるといいでしょう。
・下周り検査
ステアリングを機械で揺さぶられますので、ここでがたつき音があるとまずい。
しっかり、ステアリングのボールジョイント類にガタがないか、ブーツにやぶれがないか、確認。
車検ラインに入る前にオイル漏れがないことを確認。あればふき取る。

ちなみに、再検査は昔は1日に何回も受験できましたが
いまは1日に3回が限度だそうです。

はやいもので、マルニが走りだして2年。
この間、15000kmを走りました。
春から通勤にはマルニを使っていないので
最近は週末レジャー専用車となってしまいましたが
また2年走れますね!

今週末は糸魚川フォッサマグナミュージアムで開かれる、
日本海クラシックカーレビューだ!
(車両参加でなく、見学しゃとしていってくる予定です)