ヒーターの隔壁パッキン2008年10月28日 09時51分14秒

気温も下がりヒーターを効かす季節になってきました。
ヒーターは外気をブロワモーターで押し込んでいますが、室内がなんかオイル臭いにおいが漂います・・・。
そうです、エンジンルーム内のオイル臭い空気も一緒に押し込まれているのです。
それもそのはず。ボンネットとバルクヘッドのところに、エンジンルームと空間を分けるゴムシールが入っていないからです。
このパーツはとっていなかったものの、なにかで代用できるだろうとずっと放っておいてありました。しかし、最近このニオイが気になるようになって来たので、隔壁パッキンを施工します。

ボンネット裏に貼ったウレタンフォームが余っていたのでそれを切って貼付け。
バルクヘッド側は厚さ10ミリを2枚重ねで20ミリ。さらにボンネット側の10ミリで、ボンネットを締めた時にぴっちりと隙間が無くなればよし。
施工後ちょっと走ってみて、前の様な臭いにおいはしなくなった(^.^)
フレッシュエアだね〜

にしても、ユーノスロードスターのヒーターコアを改造して作ったヒーターは、よく効く。始動後にも早くアツイ風が吹き出しますよ。これで寒い冬もどんと来い、かな。

ただ、マルニのヒーター空調で不満なところをあげるとすれば2点。
まず、外気導入をやめて内気循環にできないところ。
これはヒーターブロアが室外に接地されているから。マルニはブロアスイッチをオフにしても、走行すれば外から空気が押し込まれてくる。完全に外気を入れたくなければ、吹き出し口のレバーを、デフォッガー、足下ともに「ZU」(閉)にするしかない。
2点目は冷暖の調節が、一瞬にして温度変化させられないこと。
ヒーターコアに流入する熱い冷却水の量をレバーでワイヤーコントロールして、かつ、レバー連動の小さいフラップでフレッシュエアを導入するという方式なので、レバーを調整しても、すぐには冷たい空気にはならない。このフラップが、完全にヒーターコアへの流入空気を完全にシャットダウンしてくれるほど大きければいいのだが・・・。室内が暑いなと思って冷風側にレバーを動かしても、ヒーターコアが有る程度冷えるまで、そのまま熱い風が出続けてしまう。こんなとき、空調設計が古いな、と思ってしまう。
なので、すぐに室内温度を下げたいときの対策は、「窓を開ける」。これしかない。また、ドアの「三角窓」を適度に開けておく事で、頭の辺りがむっとするような不快な熱気は排出されて行くから、上手く三角窓を利用すれば足もと暖か、頭スッキリの頭寒足熱空調にできる。でも雨が降ってる時は水が入るし、高速道路で少しでも窓開けると、窓から音が入ってゴーとうるさいんだよねぇ・・・