キャブのフロート油面調整2008年09月19日 23時13分05秒

キャブレターを取り外してフロート油面調整のやりなおし。
(キャブの取り外しは5分も有れば簡単に出来ます)
アッパーカバーを外しこれを逆さまにして、フロートの根元アームがニードルバルブを押さないようにして触れた所で、カバー面からフロートの肩の段差までの高さを計測。18ミリが標準という事です。調整はフロートの真鍮製根元アームを曲げる事によって決めます。

ほんとうに油面が正しいか確認する為に、ガラスの容器をフロート室に見立てて、液面の位置をチェックします。
画像のように適当な燃料ホースを繋いでガソリンを注ぎ込むと、ニードルバルブからガソリンがどんどんとフロート室内に流れ込みます。あるところでフロートがニードルバルブ(ガソリン入り口)を押してガソリンの流入を止めます。ここで約18ミリあればいいということです。
ガソリンを消費すればフロートが下がり、ニードルバルブもかすかに開いて消費した分だけガソリンが流入するという実に良く出来たしくみです。
フロート室の底にメインジェットがあり、ここからガソリンを吸い込みます。

作業机の上での油面調整中にホースの取り回しで、ホースに残っていたガソリンが脇腹からへそのあたりにかかっちゃいました。Tシャツが濡れてしまったのですが、すぐに蒸発するだろうとそのまま放っておいたら、しばらくして肌がひりひりと焼けたように痛くなって来た!
慌てて水拭きしてその後痛みも取れましたが、ガソリン添加剤かな、怖いな!いつも指先を濡らしたりしてるのですが、あれも良くないな。