燃費が悪い2008年09月18日 18時09分21秒

レストア上がりのマルニの燃費。
試走、街乗りと高速道路併用。40L消費で250km走行。
ハイオクガソリンでリッターあたり約6kmと出た。
これは、燃費悪いな〜。
燃料計がだんだん減っていくのって見ていて精神的に良くないもんですね。こうガソリンが高いと・・・
リッター8kmぐらいは街乗りで行ってほしいが欲張りかな?

エンジンアイドル状態でエアクリーナケースの蓋をあけ、キャブの吸い込み口を覗き込んで見た。
すると。
プライマリー側(低速受け持ち側のバレル)メインノズルから、ガソリンがかすかに垂れ出て滴下している。まるで締りの悪い水道蛇口のように・・・正しい表現としては、ガソリンが負圧で吸い出されている。
アイドル状態なのに?おかしい。ふつうアイドリングではここからガソリンが出ないはずなのに。
スロットルを開けると、メインノズルから霧状のガソリンがビュゥ〜と出るのは正しいのだが・・・
これが燃費の悪いひとつの原因かも知れない。
なんでかな?
メインジェット類は交換してないし。フロートレベルの調節で微妙に変わるのかな???

この点、キャブを外してチェックしたが解るはずも無く・・。
しかし、OldTimer42号のキャブレストア記事で、これだと思われる箇所を発見。
抜粋すると、
「スロットルストップスクリューは、あまり締め込みすぎると(スロットルバルブが大きく開くので)メインノズルへの負圧のかかり方が大きくなり、ここから燃料が垂れだしてハンチングを起こす。これはたいていの場合、ポイントの不良などでイニシャルタイミングが遅れており、スロットルを大きく開けないとアイドリングが保てないために起こる現象である・・・」
おお、まさにこれ、うちのマルニの状態じゃないの!?

そういえば思い当たる節がある。
エンジンに初めて火を入れたとき、チョーク終了後のアイドル回転がやたら低くてエンジンが止まりそうだったんで、スロットルストップスクリューをけっこう締め込んでアイドル回転を上げました。
ということは、ガソリン垂れ出しのもともとの原因は、イニシャルタイミング(進角遅角装置を殺した状態での点火時期)が不適切ということなのか・・・
ポイントギャップやタイミングライトで点火時期は確認したが、もう一回、再確認の必要ありです。

キャブは点火時期などもうまくかみ合わせて、アイドリング状態に持っていく必要があるのですね。なかなか、複雑で大変だ・・・実際の調整と試乗の繰り返し・・・まぁこれが楽しいのですが・・・