冷却ファン&ラジエター取り付け2008年06月28日 19時10分05秒


赤い5枚羽根の冷却ファンをエンジンに取り付けます。
ウォーターポンプにボルトオンで取り付けて外気を引き込み、ラジエターに外気を通過させてクーラントを冷やすとともに、エンジンルーム内の熱い空気を押し出す役目。
コンデンサーとウォーターポンプの間は10センチあるかないで手とラチェットを入れたらいっぱい。角度的にボルト穴がほとんど見えないので、ボルト穴の位置をマークしてあわせておいて、取り付けます。

80年代からは冷却ファンにはファンクラッチなる部品がついてファン回転を制御していますが、この時代はウォーターポンプにじか付けで、エンジンの回転数と同じだけファンが回る仕組み。ファンクラッチはエンジンが冷えているときはファンを低速にしエンジンが暑くなってきたら高回転させるじつによくできたものですが、マルニにはファンクラッチを仕込むスベースがほとんどな〜い。

ファンを取り付けたらファンベルトをオルタネーター、クランクシャフトプーリーにかけてベルトを張る。バンドー化学の幅9.5mm、全周890mmです。(純正のは875mm)これでも他のパーツに干渉することなく張りも出せました。

続いてラジエターの装着。ひさしぶりのご登場。
ファンとコンデンサーのスキマに滑り込ませるように静かに入れる・・・。ファンとラジエターのスキマは10mmあるかないかの接近具合。けっこう迫っています。エンジンが進行方向に振れてラジエターに当たらないことを祈る。(エンジンマウントのへたり具合にもよるか・・・)

マルニのボンネットは進行方向に開くので、ラジエター周り、冷却ファン、ファンベルト周りのメンテは横から行わなければならない。これってけっこうつらい体制だと思うよ・・・?