スターターのチェック2008年04月14日 19時41分18秒

BMW2002スタータcheck
オルタネーターを組んでしまうつもりでしたが、スリップリングの摩耗具合がひどいので、いつもの電装屋さんへ出してきました。おまけにクーラーのコンプレッサー関係の依頼もしてきました。後日取りにいきます。

さてスターターです。
まずはちゃんと動くかバッテリーに直結してチェックです。
マイナスをスターターのボディに、プラスをソレノイドの30番端子(通常太いケーブルでバッテリーの+に接続されてます)に接続。この状態では始動しない。30番端子(+)とソレノイドの50番端子をコードで繋ぐと、キューン!とスターターが回ります。ピニオンギアが飛び出して、ちゃんと動く事を確認。動作はオーケーですね。
ソレノイドにはもう一つ、16番端子があります。これは、もともと空いていた・・(と思う)。配線図を見ると、点火コイルの15番端子(+)に点線で繋いであります。15番端子には別の配線でIG-ONで+電源が供給されていますから別に要らないとおもうんだけど、始動時の電源供給用なのかな?
実線で描いてないという事は、オプション的に繋ぐ配線という事・・・AT車用の配線だろうか?
なんにしても、もともと繋いでなかったはず?ですから..いいとしよう。

続いてリアカバーを開けてカーボンブラシのチェック。
ボルトを4本外せばリアカバーは簡単に外せます。
中身のブラシは4つあり、どれもまだまだ大丈夫なようでした。分解はここまでで、再びカバーをかぶせ終了。リアシャフトのカバーにはグリスを詰めておきました。

最後にワイヤカップブラシでボディ全体の錆や塗装を剥いで、クリヤー塗装。メタリックでいい感じゃない?!
エンジンに取り付けたらインマニの下に隠れてしまってほっとんど見えないでしょうけど、エンジンの奥まった所からキラリと存在を主張してもらいましょう。(^.^)

メッキバンパー磨き2008年04月15日 19時41分07秒

BMW2002のメッキバンパー磨き
裏側のウレタン塗装が乾いたのでバンパー磨きを始めました。
全体的にうっすらと曇っている感じです。どこまで輝きが取り戻せるか?
3Mのクローム&メタルポリッシュの桜色クリームを塗り付け、ウエスでごしごし・・・おおっ!?・・・結構、奇麗になるな・・・
ごしごし、ごしごし・・・2時間もやれば、前後バンパーは随分と蘇った。
部分的に錆び色をしている所はカッターの刃でこすると錆が剥がれます。クロームメッキの上に錆の成分が乗っかっている感じですね。メッキは結構な防錆処理なんですな〜
あとは組み立てるだけです。
その前に・・・いくつかのネジ類が不足(錆で完全に再使用不能になった)してるのでこれらを調達しなくては。

リアバンパー取り付け2008年04月16日 20時08分54秒

BMW2002のリアバンパー装着
バンパーの組付けには根角ボルトというものが使われておりました。注文すると時間かかるので、足りない分は自作。トラスタッピングに四角に削ったナットを組み合わせて作りました。
バンパー部分のネジ類は雨ざらしで最も錆びる箇所なのかもしれません。

軽トラの荷台に毛布を敷いてキズ付けないように組み付け作業。けっこうパーツの数がありますね。
ボルト、ワッシャ、スプリングワッシャ、ゴムワッシャ、ナット...ボディとの接触部分にはゴムワッシャをかまして・・・
全体が組み上がったら、黒い樹脂製のガードを取り付け。
中身は金属なので、曲がっていたら板金ハンマで叩いてカーブ等を修正します。こちらはクリップでメッキバンパーに押し込んで嵌めていくだけ。

最後はボディに取り付け。
こういう作業は助手が欲しいところです。
ようやく仕上がったリア。あとはトランクフード装着するのみです。

フロントバンパーのパーツ作り2008年04月17日 21時45分12秒

根角ボルトってこんな感じ。
根っこに四角い土台の付いたネジ。片一方側からナットをねじ込むためのものです。四角の土台は周り止めの役目。
ステンのトラスタッピングネジと削ってサイズ調整したナットの組み合わせで代用。

銀色の立体物はフロントバンパーのパーツ。
オーバーライダーという部分の裏側に入っておりましたが、片方しか無かった・・・。買うのを忘れていたので、これ一個に輸入もめんどくさく、納屋に転がっていたモクで自作。
だいたいの寸法を鉛筆で取ったら、ディスクグラインダーで削ってペーパーでコスり20分で出来た。多少の狂いはご容赦。使って腐ってくる前に、新たにパーツを入手できるでしょう。

その他、錆でぼろだった樹脂トリムの固定金具も製作。
50円のカナオレを買ってきてボルトを溶接、塗装。
こういうこまごまパーツを先に作っておくのが気持ちよく組み立てられる。

電装屋さんに行ったゾ2008年04月18日 19時52分50秒

クレヨンしんちゃんみたいなタイトルですが...
電装屋さんから仕上がったとの連絡があったので寄ってきました。
まずはオルタネーターのローター、段付き摩耗したスリップリングの旋盤による切削加工。きれい〜になっとります。「もう、あと残1ミリぐらいだから、次回は削れないよ」との事。まぁあと数万キロは持つでしょう。
ついでにベアリングも交換してもらっといた。ベアリング型式6203Vと6201Vを1個づつ。

ほかに、コンプレッサーのシャフトシールの交換をお願いしていた。そうです、R−12の旧冷媒で行きます。全部一式パーツが揃ってるしね。もったいないから。
ユニクラ製(もとはヨーク製だとは思いますがOEMか)のこのレシプロコンプレッサーを持ち込んだとき「うわ〜、ユニクラか〜!あるかな〜ガスケット・・・」と驚かれた。
案の定、苦労して探されたそうで、ミツビシの方面から手に入れたとか言っていました。ありがとうございました。
お願いしてなかったが電磁クラッチのでかいベアリングも交換されていた。「回すとジャ〜って言ってたからね」

さてこのコンプレッサーの上部、配管の繋ぎ箇所にご注目。
ねじ込み式の接続でなく、ホースを差し込んでバンドで締めるタイプ。(手前側のネジは冷媒補充ホースのメンテ用)
ホースバンド接続式!こんなんで冷媒漏れしないのか?質問したら、
「ここにみっつの溝があるだろ。これが効くんだよ。バンドできつく締めりゃ昔はこれで漏れなかったよ」
う〜ん、そうなのか〜

「あの〜、これと同じレシーバードライヤー出ますかね?」
「ふぅん・・確か工場にあったな・・」
ベテラン風のおじさんが工場からさっと持ってきてくれました。ほっとんど同じじゃん!中古やけどまだまだ使えるとの事。
調子に乗ってさらに質問。
「このアルミのフィッティング配管、途中で曲がってツブレちゃってるんですが・・・」
「ふぅん・・・途中で切ってフレア加工すればいいんだよ。ちょっとやってきてやる。」
待つこと10分で「ほれ、これでぴったりだ。あとはきつく締めて」
おお、軽いフットワークと仕事の速さにカンドー!
いいぞ、清水電装!

ついでのついで。
「このエキスパンションバルブ、交換したほうがいいでしょうか?」
「う〜ん、詰まってないから大丈夫だよ。この網が見えるだろ?奇麗なもんだよ」
おおっ、エキパンはこのままでいいみたいだ!

スリップリング旋盤加工1500円
ベアリング6203V 620円
ベアリング6201V 520円
コンプシャフトシールキット4000円
コンプシャフトシール交換作業8000円
コンプ単体ガス漏れテスト(R−12)4000円
コンプMGクラッチベアリング2000円
コンプMGクラッチベアリング交換作業1000円
でした。
自走できるようになったら、持ち込んでクーラーのゴムホースを製作してもらうことを約束して、お店を後にしました。

スターター取り付け2008年04月24日 19時57分18秒

bmw2002のスターター
スターターを取り付けです。
ほんの少しだけど、ここしばらくマルニを触っていなかった気がするなぁ・・・。

取り付け自体はボルトで留めるだけですが。
後ろ側のサポートブラケットも忘れずに固定。同時にインマニのサポートも兼ねているのですね。
取り外したのはだいぶ前だから忘れてしまっていたね・・・

フロントバンパー組み立て2008年04月25日 19時42分50秒

bmw2002フロントバンパー組立
フロントバンパーを組み立てました。
根角ボルトも作ったし、ボディとの接続の取り付けステーの錆とりも終わったし。
まずはステーをボディ側にボルトオン。4つの根角ボルトで止まっております。
途中、ボルトが変なところに落ち込んでしまいそれを取り出すのに大変苦労しましたです。先の曲がるようなマグネットツールがあれば一発で取れたのに・・・。

つぎは3分割になっているバンパー。いつものように軽トラの荷台に毛布をひいての作業。いいわ〜、最高のテーブルや。
ご覧のようにボルトで組立て。パーツマニュアルを見てワッシャ位置などを確認しながら。
難しい事は無いのですが、ボディに取り付けた時にクリアランスを微妙に調整する必要があるので全部は硬く締めないで多少調整できるようにしておいた。
モクから削りだしたパーツはピッタリでした。(^.^)

フロントバンパー取り付け2008年04月26日 20時20分13秒

組み上がったフロントバンパーをボディに取り付けです。
ステーにボルトオンするだけですが、フェンダーに取り付けるボルト部分の位置調整が難しい。押したり引いたりでなんとか合わせた。
オーバーライダーにゴムカバーをかぶせて・・・きまった!
ピカピカのバンパーが雰囲気〜〜〜(^.^)

嫁のビッツからナンバープレートをちょっと拝借。どんな感じになるか見てみた。逆スラントのフロントにはちょっとうつむき加減に取り付けるのが雰囲気みたい。

4月のこと2008年04月27日 19時23分32秒

4月ももう終わり。気分はもうゴールデンウイークでしょうか。
この時期のイナカのイメージと言ったらこういったもの。

ツバメが空を飛び回り、つがいができつつあります。巣をかけるいい場所をさがして、納屋の中にすい〜っと入ってくることもあります。人がいつもいる所に巣をつくるのがツバメの特徴。その愛らしい姿で人に守ってもらおうと言う戦略でしょうか。
ちょっと早めのスズメの子育て。屋根の隙間で子育てしているのか、ちゅうちゅうとヒナのか細い鳴き声がします。巣立ったばかりのヒナが庭の片隅でおどおどしていることも。

稲作。苗床に種モミを撒いて、暖かいハウスの中で苗を育てます。
ゴ−ルデンウイークはちょうど田植え作業。これで連休が潰れるというのが北陸の農家の定番です。しかし最近は連休の後に植えろとの事。どっちにしても今年は減反政策の生産調がかかり手持ちの田んぼの半分までしかコメを作れません。

桜の木が庭にでもあれば、4月のイメージはまた華やかなものになるのかも。
桜の苗木植えようかな。

オルタネーター絶縁材料2008年04月28日 20時23分21秒

オルタネーターを分解した時に、ステーターからの銅線の絶縁材がパリパリと取れてしまっていました。30年以上も経つともうこんな感じですね。
こんなんでいままで組立てられずにいた。

耐熱製のある絶縁チューブといえばガラス繊維で出来たチューブなのかな〜とネットで検索。数百円で小売りしてくれるショップ発見。20cmもあればいいんですが・・・
オヤイデ電気
http://oyaide.com/
ガラス繊維で編んだチューブに樹脂がしみ込ませてある絶縁チューブ。

ついでに配線ハーネスをぐるぐると束ねる専用のビニルチューブも購入。
送料コミ込みで1700円。
これからは電装系がんばらなきゃ。
とおっ、思ったら、オルタネーターのブッシュも買うの忘れてた〜!
こういう細かいパーツの買い忘れが作業の流れを悪くしますね〜