配線解析、スターターリレー設置2008年01月20日 21時45分38秒

BMW2002の配線ハーネスを解析しています。
解析と言っても、そんな難しいことじゃなく、配線図を見ながら、間違いが無いかどうかチェックしているところです。
中古車は配線がイジられている事がよくある。ハーネスを外したこの際に、しっかり調べてておくのが今後のメンテナンスの為にもなるでしょう。
ほら、よく言われるじゃないですか。「BMWは電気系統が弱いからね〜」って。そんな事は言わせないぞ!

僕の74年角テールシングルキャブ車では、ヘインズのマニュアルに乗っているBMW1602の配線図が近いですね、同じ高年車種だからかな。
配線図を見ながら、ハーネスをほぐして配線をたどり、タグを付けて、配線図に書き込んで・・・と、とっても時間がかかります。
どの接点が何用で、そのリレーが何の役目をしているのかなど、少しづつではありますが理解できてきています。ついでに古びた端子は新しいものに交換していきます。
調べていくうちに、我が車はヘインズ記載の配線図と何カ所か違う所があることがわかりました。こりゃあ独自の配線図を一度仕上げなきゃ・・・。

さて配線解析のこの際、スターターリレーを設置しました。
スターターのスイッチはキーで回すイグニッションスイッチでON/OFFしますが、比較的大きな電流なのでより安全確実にスイッチングさせることと、電圧降下によるスターター不動を防ぐ目的のリレーです。
マルニのオートマチック仕様にはこのスターターリレーが最初からついているようですね。配線を見ると、ATシフトゲートがRやDに入っているとエンジンがかからないようになっているのはこのリレー配線のせいみたいです。

リレーは信頼のBOSCH(ボッシュ)の5極リレーをヤフオクで購入、コード1本を抜いて(87aのコード)、4極リレーとして使いました。
ボッシュの5極リレー、[85][86][87a][87][30]と記してある5端子があります。キーをひねってグニッチョンスイッチに繋がる85と86に12V微電流が流れると、リレーの中の電磁コイルが電磁石となることで87と30が繋がり、スターターソレノイドに電流が流れます。リレーって弱い電気で大きな電気を確実に流す装置なんですね。
しかし、ボッシュの端子番号、最初この数字の意味がわかんなかったですね〜 85とか30に どういう意味があるのか?