ガイドコートの役割2007年05月01日 20時10分58秒

アクリルウレタン塗料の黒20とシンナー80で作ったシャバいものを薄〜く吹いたガイドコートですが、サンドペーパーでブロックを当ててさ〜っと研ぐと、画像のようになります。

旧塗膜の研磨でできた細かい鉄板への傷(黒いしみのようなもの)があちこちに見えてます。これは、CNSベベルの上下動で上端と下端の折り返しの際に、鉄板に強く当たって微かに鉄板が削れてしまった跡なのです・・・。CNSベベル作業ではこのルーフを最初に削ったため力の加減がわからず、ついつい作業を急ぐあまり勢い良くギャンギャンと削ってしまっていったせいなのです。結果、こんな傷がルーフ全面についてしまいました。 剥離を終わった後で「なんじゃこりゃ〜〜!」とようやく気づいたというわけで。その後のベベル研磨は強く押し付けないようにやさし〜く「円を描くように動かす」よう注意して作業をするようになりました。

今回のプラサフ研ぎ行程ではこのガイドコート黒色を見えなくなるまで研いでいくわけです。ガイドコートがなければ、このかすかなでこぼこを見つける事は難しいだろうし、またこれを最小限の研ぎで平滑に研ぐことはできないと思います。
ガイドコートはまさに素人にはうってつけの仕上げ方法。もっとも、こんな細かい傷をスプレーパテというやり方で埋めてしまう事の出来るハイビルドタイプのプラサフの威力があってのことなんですが。